長時間座っていることは、定期的に運動していても寿命を短くする原因となります。アメリカ癌学会の研究によれば、1日に6時間以上座っている人は、1日に3時間未満しか座らない人に比べて早期死亡のリスクが19%高くなります。
死亡原因の中には、座りすぎによって促進される10の最も一般的な死因のうち8つが含まれています。この研究は、2018年6月29日にアメリカ疫学ジャーナルに掲載されました。
この研究には、開始時に慢性疾患を持たない127,554人が含まれていました。21年後のコントロール検査では、48,784人が死亡していました。
最も余暇の座り時間が長いと報告した人々の死亡リスクは、がん、冠状動脈性心疾患、脳卒中、糖尿病、腎臓病、自殺、肺疾患、肝疾患、消化性潰瘍およびその他の消化器疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、神経障害、筋骨格系障害から高くなっていました。
運動ではリスクを軽減できない
これは、2012年にアーカイブズ・オブ・インターナル・メディシンに発表された、45歳以上の220,000人以上を対象としたオーストラリアの研究で示されました。科学者たちは、ニューサウスウェールズ州に住む人々からの前向きなアンケートデータをリンクし、その集団におけるすべての死因と日々の座る時間を比較しました。性別、年齢、教育、居住地、喫煙状況などの変数がデータを歪めないように対策が講じられました。この研究は、座っている時間が長いほど早期死亡の可能性が高くなると再び結論付けました。さらに、研究は、日中の一部を運動に費やしても個人のリスクは変わらないことを示しました(Van der Ploeg et al., 2012)。
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写真クレジット: Gaelle Marcel